医療者向けセミナー
2020年1月20日
介護職員は椅子に座ろう
椅子に座る会議とか研修は重要ですよ、という話です。

これはスキルマトリクス理論です。
スキルは知識50に対して、行動が50で一つスキルが上がります。
これを知行合一ともいいます。

「考えながら動く」というのはスキルマトリクス理論にはありません。
考えてから動くのです。人は。

「私、直感で動くんです~」とか
「私、なんにも考えないで行動してるんです~」
というのは嘘です。
本人も気づいてませんが、必ず人は考えています。
考えていなくても、最初からある(無意識に存在する)思考の方向に人は動きます。

介護現場はとにかく考える時間がなさすぎます。
8時間労働の中でほとんど動きっぱなしです。
せめて、1時間くらいは思考する時間があれば、もうちょっとこの業界は良くなります。

介護系のドラマとか、映画を見ていても、必ず改善するとき、希望が見えるときは、「話し合いの時間」があります。
上司や先輩と話し合っていたり、チーム全体で熱い議論をしていたり、希望のある介護現場には必ず「対話の時間」があります。

介護現場には、とにかく「思考する時間」が必要なのです。
スキルマトリクス理論的には『椅子に座ること』でそれがつくられます。
だから、椅子に座って研修をするとか、椅子に座って会議をするとか、は、とっても重要なのです。

内容がどうであれ、まずは椅子に座ってみましょう。
ぜったいに良くなる第一歩ですよ。

介護現場の問題は、8時間立ちっぱなし問題です。
他にもあるけど。

うっしっし

知野吉和

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