経験者が新規の施設をぶち壊す（ことがある）
新規で立ち上げた施設なのに、経験者がぶち壊すことってあるよね、という話です。

近所で新しい介護施設ができると、せっかく新しい気持ちでチーム作り、業務づくりしようと思ったのに、転職してきた現場経験者が頼りになるどころか、邪魔な存在になることがあります。
経験者が前の職場の悪い習慣やルールを持ち込むことがあるのです。
やる前からできないと決めつけて、新規の施設なのに10年目のようなあきらめムードでスタートする介護施設がたまにあります。

新規の介護施設が経験者に求めることは
①初心者、未経験者、後輩に対する介護技術の指導
②前向きなチャレンジ精神を見せること
③現場の職員を前向きにまとめること
④失敗を含めた経験をさせて成功に導く、待つ姿勢
⑤理不尽な上司から現場を守ること

といったところでしょうか。

経験があるほど、新規の施設が採用するときは、そういったことを期待して経験者を採用します。
ただの業務をこなすだけの存在ではなく、チームをまとめるリーダーシップを期待されているのです。

転職する経験者の皆さんはぜひ、リーダーになるつもりで転職してほしいものです。
そして、いままでの経験を後輩育成のために使ってほしいのです。

そのためにも、転職を考えている方には、今の職場でリーダー、管理者になったらどうするか、ということを考えて、今の職場で再チャレンジしてもらいたいものです。

給料がイイからとか、今の職場が疲れたとか、そういう理由で転職しても人生変わるわけねーよ。

うっしっし

知野吉和